菊陽原水 Sさんのお家
木工事が完了致しました(^^)
木工事は主に木材の骨組みのことで、軸組、床組、小屋組の工事を行います!
軸組とは、柱や梁などを指しします。
床組、小屋組は床材、天井材を指しており、
下地を組み、ボードを張っていきます!
床材や棚などはキズや汚れが付かないように、養生をきちんと行っております!
(写真の状態がボードを張る前になります。)
このボードの上に仕上げ材にあたる、塗り壁やクロスの下地材になります。
建築の材料としてはかなり流通しており、住宅だけではなく、
公共の施設でも使用されています。
なぜ、さまざまな所で使用されているのかというと、
一番の理由として、防火性、耐火性が優れているということ。
石膏の中には高温にさらされると、熱分解を起こして、石膏の中に含まれる、結晶水が
水蒸気となり、温度の上昇を抑えます。
このような特性を持つので、石膏ボードは防火材料に、認められています!
もし、建物の中で火災が起きた場合を想定すると、外部に逃げるために時間が必要になります。
火事が起こった場合、厚みが12.5mmの1枚分で約15分間耐えることができます。
壁や天井の下地材としての役割はもちろん、上記のような特性も持っているので、
住宅だけではなく、幅広く使用されています(^^)
木工事が終わり、クロス工事と珪藻土を塗っていく作業へ進んでいきます。
木下地→ボード張り→仕上げ工事と同じ角度で見てみると、
仕上げの工事が進むとお部屋の中の印象が明るくなります!
お打ち合わせの際に色のサンプルなどを見て、選ばれると思いますが、
「面積効果」といって、
小さなサンプルで見る色は面積が小さく、
暗く、おとなしい印象になりやすく、
実際の面積で見てみると、明るく鮮やかに見えます。
色を選ぶときは、なかなか同じ面積で色を選ぶことは難しいですが、
イメージを膨らませて、じっくりと考えることも大切になると思います。
外部では、外壁の下塗りを行い、サッシ廻りのコーキングの施工まで行います。
(写真は下塗りの状態です)
ラス網と呼ばれる網を下地に使い、その上にモルタルを塗って仕上げた施工法で、
コンクリートの鉄筋のように、ひび割れを防ぐのに効果的であり、
モルタルは圧縮力に強く、ラス網が引張力に強いので相互に補完しあって、
強度を保つことができます!
外部では
下塗り→上塗り→仕上げのリシン吹付
内部では
照明、設備器具の取り付けと進んでいきます(^^)
次回のレポートもお楽しみに!