菊陽町原水 Sさんのお家
気密測定を行いました!
気密測定では
住宅の隙間の量を
専用の機械によって測定していきます。
気密性能の指標として用いられるC値という値
C値は「住宅の隙間の面積を延床面積で割った値」で
数値が低い程、気密性の良い住宅となります!
高気密住宅には、明確な数値の規定はありませんが
一般的にC値0.5㎠/㎡以下だと
高気密とされています!
バズーカ砲のような機械を用いて、測定を行います!
測定方法は、減圧法を用いて行いました。
機械により、屋内の空気を屋外に排出し、
建物内部を一時的に負圧の状態にします。
その後、時間とともに
隙間から屋外の空気が入ってきて、
内部の気圧が戻ります。
内部と外部が同じ気圧になる時間などを元に、
その建物の隙間の大きさを測定します!
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結果は...
C値0.2㎠/㎡
でした!!!!!
お家全体の隙間の面積は24㎠ということで
約5㎝の四角形ぐらいの大きさになります。
職人さんの細かく、丁寧な施工により
結果としてかなり良い数字が出ました^^
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今回は断熱施工後の段階で、気密測定を行ないましたが
施工中と竣工時では意味合いが違ってきます。
断熱後すぐに行うことで
もし数値が悪い場合に、断熱材の再施工や
気密テープなどを使った隙間処理による
改善を行なうことができます^^
是正を壁内で行うことで
建物本来の気密性を確保でき
壁内結露のリスクも抑えることができます☆
住宅の気密性を高めることは
「省エネルギーで室内の温度を快適に保つこと」
「断熱性能の低下を防ぐこと」
「壁の中での内部結露を防ぐこと」
に繋がります。
気密性が高いからと言って
必ず快適に過ごせるわけではありません。
断熱性能や換気計画などについても目を向けることで
よりよいお家になっていきます!
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これから、内部では木工事が再開し
ボード張りが進んでいきます!
次回のレポートをお楽しみに♪