家族の絆を紡ぐ家。
〝大きな1ルーム〟の平屋でとてつもなく自由に、のびやかに暮らす。
雄大な阿蘇の自然を思わせる
広い芝生の庭と、大きな窓を持つ一棟の平屋。
壁がなく、オープンな5人家族の暮らしを
より豊かに彩っている。
極上デザインの中に潜む設計への信頼度が決め手に
ある昼下がり、そのお宅の広いお庭に、BBQを楽しむ家族の笑い声がこだましていた。場所は地震による楼門の被害も記憶に新しい阿蘇神社の近く。このエリアも震度6強の揺れだったが、W邸は無傷だった。「SORAさんにお願いしようと思った決め手こそ、強度や設計への信頼度だったんです」とご主人は胸を張る。
自分たちに合うビルダーを探し続けて半年、ピンと来ないモデルハウス巡りに疲れ果てていた夫婦。ふと見かけた雑誌に[SORAデザイン]の家が載っていた。デザイン性の高さに惹かれて事務所を訪れたところ、8年前に作ったという構造サンプルに目が留まった。Wさんは仕事柄、大工関係の知識もあり、構造の強さが一目でわかったそう。「社長やスタッフさんと、いい意味で〝遠慮なし〟に言い合える雰囲気も安心できました。客というより仲間のような感じ」と奥さまも笑う。心はすぐに決まった。
購入した土地は、半分は農地、半分は宅地にできる、広い敷地面積。広さをもてあまし、お任せでプランをお願いすると、提案されたのは壁のない「ほぼ1ルーム」の間取りだった。必要に応じて自由に空間を創れるかつてないアイデアに夫婦は感動したそう。「斬新なようでいて、実は私が長年住んだ古い日本家屋にも似た造り。家族の雰囲気や暮らしをイメージして作られたプランだというのがよく分かりました」と夫婦は一発でプランにOKを出した。
家族の在り方をそのまま家の形におとしこむ
ふすまをすべて開けると、玄関からLDKと子ども部屋が一望できる開放的な空間。ここに詰め込まれた暮らしやすさ、働きやすさへの機能性も、夫婦を喜ばせた。キッチンは、奥さまがオープンハウスで一目惚れした、コの字のカウンター型。すぐ脇に事務仕事用スペースもあり、家事との両立が便利に。仕事から帰ってきたご主人が泥汚れを洗えるよう、玄関横に洗い場付きの土間も設けた。そして「ゴロンと寝転がれるタタミが欲しい」と希望したら、なんと家のど真ん中にレイアウト。普段は生活空間の一部だが、ふすまで仕切れば和室に変身する。「どう暮らしたいか」を一つ一つ丁寧に落とし込んだ家の住みやすさは言うまでもない。「外壁は『かきおとし』という手間のかかる塗り方にこだわり、建材や断熱材も、きちんといいモノを提案してくれて。良い家のために手間暇を惜しまない姿勢がうれしかったです」。
オープンな暮らしが家族の絆をより深く
夫婦の[SORAデザイン]への信頼は厚く、家具・家電のレイアウトやチョイスまですべてお任せしたほど。奥さま曰く、「この家に越してから、子どもを叱ることが少なくなった気がします」。LDKはウッドデッキと広い庭につながり、子ども達は全力で遊び回る。いつでも家族の気配を感じられるオープンな住まいでの暮らしは、想像以上にストレスフリーで、これまで以上に仕事も家庭も充実しているそう。人を招いたり家で過ごす時間も以前よりも増えたそうだ。「SORAさんでしかできない、そして私達にしか建てられない家だ」と夫婦が断言する、世界に一つだけの自慢の一棟だ。