お宅訪問

Interview 06

生まれ変わった家。

いい家は、人を変える! リノベで生まれ変わった家族の暮らし

家族のライフスタイルや性格まで考慮したリノベーション住宅は、日々の暮らしが心地よく感じられる“住みこなせる”家へと生まれ変わりました。

モノと人の居場所を求めて17年目の勇気ある決断

「大嫌いだった家が、大好きな場所に生まれ変わるなんて思いもよりませんでした」。そう家づくりを振り返るのは、昨年17年間ともに過ごした住まいをリノベーションしたTさんの奥さま。ご夫妻が結婚当初に建てた以前の住まいは、家族が増えるに従って次第にライフスタイルにそぐわなくなってきてしまったのだとか。「子どもの洋服や雑貨など、とにかく家の中はモノであふれかえっていたんです…」と奥さま。家族4人が心地よく暮らせる日々を求めて〝家をどうにかしたい〟という思いに駆られる中、出合ったのが[SORAデザイン]でした。「〝こんなオシャレな家に住みたい! ここにお願いしたい!〟と居ても立ってもいられず、すぐに電話を入れたことを覚えています」。とはいえ、新築から17年。一般的にはまだ建て替えには早い時期。「当初は建て替えるか、増築するか、はたまたリノベーションするのか…その答えもわからないままでした」と奥さまは振り返る。そうして2年の月日が流れ、いよいよTさん一家は住まいのテコ入れを決意。[SORAデザイン]との話し合いを重ねた結果、最終的には元々の家の土台を生かしたリノベーションのプランにたどり着く。一家は一時的にアパートに住まいを移し、完成を待った。「その時の引っ越しでモノを処分して、それでもまだ多くて…。あの引っ越しも今思えばモノとの付き合い方を考える、いいきっかけになっていました」とご主人は柔らかな表情で語る。

構造から〝住みこなし〟まで住まい手を豊かに導く家

「SORAデザインは、普段は新築を主とするビルダーなのに、リノベーションを引き受けてもらえた私たちは本当にラッキーだったね」とご夫妻は顔を見合わせる。同社の仕事ぶりは見た目を綺麗にして使い勝手をよくする、という一般的なリノベーションとは、一味もふた味も違っていたようだ。「私たち家族のライフスタイルから性格まで考慮した上で、家そのものはもちろん、そこから始まる暮らし方まで整えてもらえました」と語る奥さま。その言葉が意味するものとは―。たとえば年間通して心地よく暮らせる断熱対策や基礎の強度などハード面の見直しから、キッチンの掃除の仕方や省エネに繋がるエアコンの使い方、デッキの手入れのタイミングや方法など、一見すると日常の些細な心掛けまで。それらは家に守られているという深い安心感につながるとともに日々の暮らしを整え、家への愛着を育てていくための大切なポイントだ。〝住みこなし〟への丁寧なアドバイスは〝家づくりの後も施主の暮らしづくりをサポートしたい〟と願う同社の代表の信念の表れに他ならない。「以前の家は本当に住みにくい…と思っていました。でも、元々あった間取りや壁をうまく生かしてもらったことで、実は案外よかったのかも? と思えてきたりして(笑)」と奥さまは笑う。「家族が育ってきて、それぞれの趣味や好きなものが明確になってきました。それぞれが落ち着いて物事に取り組めるよう、個室を作れたのはよかったです」。そう話すご主人の顔は晴れやかだ。

住まいとともに変わる家族目の前の暮らしが財産に

リノベーションをきっかけにすべての持ち物の見直しを図ったことで、その暮らしぶりは随分と身軽になったというTさん一家。「家が変わるとこんなにも毎日が変わるのかと自分でも驚いています。外に出ることばかり考えていたのに、今は家で過ごす時間が楽しくて仕方ないんです」と話す奥さまの言葉がリノベーションの成功を物語る。「以前は人を呼ぶ気になれませんでしたが、今では少し整えるだけでいつでも人が呼べるのがうれしくって」と声を弾ませる。そんな心のゆとりが、慌ただしい日常にどれほどの豊さを育んでくれるかは計り知れない。リノベーションという方法で家を住み替えたTさん一家は、家はもとより住まい手の暮らし方や心の持ちようまでも鮮やかに塗り替えていた。ふたりの姉妹が成長するにしたがって、この暮らしの変化はその心にも大きな財産を育んでくれるに違いない。

梶尾の家 T House renovation
ページトップに戻る